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スザンナ・タマーロ「心のおもむくままに」

どうしてこんな試練を与えられるのだろうと考える時がある。何から手をつければいいのか、どうすればいいのかわからなくなって呆然と立ち止まる。時計の針は急速に回りだすのに、自分のまわりを漂う時間は、鈍い音をたてながら流れていく。「どうして・・・」と考えると、すべてが止まってしまうのだ。

今は葉をつけることは考えないで、深く丈夫な根をはって時期を待とう。

もずねこ道に迷ってこまったときには、木を思い出し、
木のそだち方を考えてごらん。

葉っぱばかりで根っこのたよりない木は、
ひと吹きの風で倒れてしまう。
根がしっかりしていても葉の少ない木は、
樹液の流れがうまくいかない。
根っこと葉は同じように成長するのがいいのだよ。

おまえも根っこをはやしてその上にいるといい。
そうすれば人のための陰もつくれるし、
避難場所にもなれるだろう。
そうしてはじめて、
季節がくれば花や実をいっぱいつけることができるだろう。
もずねこ

もずねこおまえの前に道がいくつもひらけて、
どれを行っていいかわからないときには、
気まぐれにどれかをえらばずに、
そこにすわって待ってごらん。

おまえ がこの世に生まれてきたときと同じように、
たくましく深い息をして、
どんなことにも気をそらされずに、
ただ待ち続けてごらん。
もずねこ
黙ってじっとすわったまま、
心の声を聞いてごらん。

そして声が聞こえたら、立ち上がって、
おまえの心のおもむくままに行くがいい。


もずねこ

スザンナ・タマーロ・著
心のおもむくままに(新装版・2007年出版)
心のおもむくままに(第30刷版1995年出版)
作成:2011-5-24 12:04:52    更新:2011-5-24 12:04:52
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