エドナ・マシミラ/大江祐子「天国の特別な子ども」

この詩を読んで、息子の障がいや病気を受け入れることができました。そして、ようやく「自分たちに求められている特別な役割」に気づくことができました。

難病や障がいを持った子どもたちも、まわりの人々の関わりで幸せな人生を送ることができます。「できないこと」「みんなと違うこと」はたくさんあるかもしれません。けれど見方を変えれば、「だからできること」「優れた個性」に気づくはずです。痛みを知る人は、他人の痛みに共感できます。共に涙を流し、支えあうことができる優しさをもっています。神様に選ばれた子どもたちに、私たち親は多くのことを学び、親として育てられているのだと感じます。

もずねこ会議が開かれました
地球からはるか遠くで。

“また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ”
天においでになる神様に向かって 天使たちは言いました。

“この子は特別の赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。
この子の成長は とてもゆっくりに見えるかもしれません。
もしかして 一人前になれないかもしれません。
だから この子は下界で会う人々に
とくに気をつけてもらわなければならないのです。

もしかして この子の思うことは
なかなか分かってもらえないかもしれません。
何をやっても うまくいかないかもしれません。
ですから私たちは この子がどこに生まれるか
注意深く選ばなければならないのです。
この子の生涯が しあわせなものとなるように
どうぞ神様 この子のためにすばらしい両親をさがしてあげてください。
神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

その二人は すぐには気がつかないかもしれません。
彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。
けれども 天から授けられたこの子によって
ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう。

やがて二人は 自分たちに与えられた特別の
神の思召しをさとるようになるでしょう。
神からおくられたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこの尊い授かりものこそ
天から授かった特別な子どもなのです”


親から子へ伝えたい17の詩」より引用
素敵な詩がたくさん載っている本です。

愛と祈りを込めて Edna Massimilla <大江祐子訳>
(この詩は、アメリカ・ペンシルベニア州 ハートボロ 私書箱21号
This Is Our Life Publications より掲載許可を得ております)

「天国の特別な子ども」に関する記事 京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報