日野原重明「物事を改革するには」

何事も、今ある規則の通りにやっていたのでは進歩はない。
規則を破るようなことをやらないと、現状はなかなか変わらない。
規則を破ったとしても、皆が応援するような破り方をすればよい。
そうすれば、新しいよい規則がずっと早くできる。

日野原重明 「いのちの言葉」より

自分の言動で医療者に不快な思いをさせてしまったら、その後の治療や対応に影響が出るのではないか・・・。

息子が入院していたときは病気や治療の知識もなく、言われたとおりに従って過ごしていました。自分にはほかにどうすることもできなかったこと、そして、先に述べたように、子どもへの対応が悪くなるのではないかという不安もありましたが、退院するとその不安も消えていきました。

退院してから、ネットや書籍、講演会などで病気やケアについて情報を集めました。特に患児へのケアに関心があり、病院側へ思いを伝えたこともありました。当時は何も変わっていないように見えましたが、友だちの話を聞くと、細かな点で配慮されてきたことがたくさんあることに気づきます。すぐに変わらないかもしれない、大きな変化は見られないかもしれない。けれど、変える必要があれば相手に考えを伝えることは大切だと思います。

個性を持つ人間をケアするのに、すべて規則に沿って行われるのは果たして「ケア」といえるのだろうか。

もずねこ