治療中の子どもの支援

入院中の支援(入院時から退院まで)

がんの子どもはさまざまな苦痛や問題をひとつひとつ克服してたくましく生きている。それを可能にしたのは、両親、とくに母親がしっかりと子どもをサポートしていることである。母親が安定した心もちで子どもを支えることができるためには、父親の母親へのサポートが必要である。病と闘うがんの子どもと家族の日常生活がより豊かになるためには、医療スタッフや教師などによるトータル・ケアが重要である。

治療開始

子どもが苦しい副作用に直面した場合、保護者とくに母親の存在が子どもに安らぎを生み出すので、可能な限りそばにいることをすすめる。

治療中

治療が進み、病状が安定してくると保護者は子どもの学校のことが気がかりとなる。地元校への説明内容は主治医とよく話し合う必要がある。

退院

退院の見通しがつくと、学校復帰に関する新たな不安が保護者に生じる。保護者の不安を軽減するためには、退院時に、保護者、主治医、看護師、教師の話し合いを行い、学校生活における注意事項を具体的に説明するなど、病院と学校の連携を密接にする必要がある。

外来治療中の支援

保護者はいろいろな思いで胸を一杯にしているが、忙しい外来では質問することを躊躇していることが多い。外来受診時、医師や看護師は保護者の話に積極的に耳を傾け、保護者の不安の軽減に努める。

引用