輝く子どもたち 小児白血病 完治の記録
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家族参加の実態調査とアンケート集計結果

患児の処置に対する家族参加の実態調査

「小児看護学―子どもと家族の示す行動への判断とケア」より引用

2000年、全国の小児専門病院28と、1〜6歳の幼児が入院する病棟を持つと思われる総合病院171、合わせて199病院を対象に306通のアンケート調査を行った。回収率61.1%(187通)で有効回答180通であった。

採血および点滴の血管確保について

  • 処置を家族に見せていない--- 127病棟 (70.6%)
  • 処置を見せていない理由--- 家族が動揺する (約90%)
  • 処置を見せないと決めた人--- 医師と看護師、医師、看護師 (63.6%)

上記の結果から、子どもの処置に対する家族の参加は医療者中心で判断され、親、あるいは子どもに選択権は与えられていない。しかし、WHOの病院における子どもの看護の「勧告」では、「両親に子どものケアと経過について説明を行い、また、病院にいる間、あらゆる点で援助を行うこと。両親が子どものケアに加わることを勧め、医学的な処置の際に同席すること」といわれている。

学童・思春期の子どもの場合は、家族にそばにいてほしくない場合もあるので、子どもと親に家族参加に対する意見を聞くことも大切だと思われる。

処置時の親の付き添いについてのアンケート調査

2007年に小児がん みんなの闘病記で実施したアンケートの結果です。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。

「採血時の親の付き添いについて」

髄注・マルクの処置に付き添いたいと思いますか?


 

髄注(ルンバール・腰椎穿刺)の処置の際に付き添いましたか?

わが子の採血に付き添って感じたこと

かずきが白血病になる前は、看護師さんに言われて採血や処置の間は廊下で待っていました。泣き叫ぶわが子の声を聞いても、今のような心の痛みはありませんでした。注射をすることなど年に数える程度しかなく、予防接種や風邪で点滴をすることになってルートをとってもらうことぐらい。押さえつけて手っ取り早く処置してもらえればそれで終わりでした。

治療が始まると、採血よりも痛い処置がたくさんあります。そのたびに泣き叫ぶ声を廊下で聞き、ずっとずっと心の奥深くに残りました。「どうしてこんなことになってしまったのだろう・・・」と、ただ待つことしかできない自分が情けなくて、かわってやることができないのなら、せめて息子の希望通りそばにいて手を握ってやろうと思いました。1年半の外来治療中は特別に配慮していただき、処置の間はそばにいて手をにぎってやることができました。かずきも時々泣くことはあったけれど頑張ってできました。

小学生の兄・よしきも風邪のため点滴や予防接種をしますが私の付き添いを断り、強がっているわけでもなく平然とした様子でひとりで処置室に入って行きます。「お母さんが居たって痛さは同じやで、居なくてもいい」ガ━━(゚Д゚;)━━ン! 終わったときは「頑張ったね」と褒めてやります。よしきが処置の間に泣き騒ぐことはないので、私も「採血に付き添わせてください」と交渉することもなくどっしりと終わるのを待っています。

子どもの性格や年齢、病気や治療の内容によって、それぞれに合った方法で処置がすすめられることが望ましいと思います。また抑制方法や処置室、スタッフの雰囲気もスムーズに処置を進めるのに重要だと思います。(管理人・はな)

作成:2008-1-8 13:31:53    更新:2008-1-8 13:31:53
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また、闘病記の治療内容や検査結果等は個人により差がありますので、
必ず主治医・担当医にご相談ください。

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