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カルテ開示

カルテとは何か

現在、日本の医療関係者の間では、医師が直接記入する記録を「診療録」(狭義のカルテ)と呼び、その診療録に加え、手術記録、検査記録、看護記録、レントゲン写真などの画像やその他の診療に関する記録をすべて含めたものを「診療記録」または「診療録」「診療記録等」(広義のカルテ)と呼んで使い分けています。

一般に「カルテ開示」という言葉の「カルテ」は、後者にあたる広義の意味で使われています。
カルテには患者の氏名、病名、病状、治療の内容、治療の効果、検査の結果、レントゲン検査の結果などを、病院の医師や看護師が詳細に記録しています。医療機関によって形式も体裁もまちまちです

カルテ開示はなぜ必要か

  • 患者と医療者が情報を共有し、真のインフォームド・コンセントが実現する。
  • 医者と医療者が情報を共有し、真のリスク・マネージメント(危機管理)が実現する。医療事故防止。
  • 患者の人権が確立され、医療界の民主化と意識改革がすすむ。
  • 患者一人一人が、生涯にわたって健全な医療を受けられるようになる。
  • 医療界が透明になることで、医療の質の向上と底上げが実現する。
  • 事故から学ぶことができ、同じ被害が繰り返されないようになる。

カルテ開示の請求

最近、いろいろな方面で情報公開が叫ばれています。医療の面でも自分のカルテを見ることは患者の当然の権利として、カルテ開示が求められています。開示請求の手続きは、大きな病院の場合、医事課が窓口になりますので、そこで問い合わせてください。

開示請求が拒否された場合でもあきらめてしまわずに、再度、請求方法を変えてみたり、市民団体と連携したりしながら粘り強く請求を続けていくと開示されるケースが数多くあります。

カルテ開示の問題

  • 英語やドイツ語混じりの専門用語で書かれている場合が多く、解読するのが難しい。
  • コピーを持ち出すことによる、患者のプライバシー保護の問題。
  • 本人以外誰にまで開示してよいのか。
  • がん告知の問題。

医療過誤の疑いが強いとき

医療過誤の疑いが強いときは証拠保全手続きを

裁判の可能性がある場合は、少しでもカルテ改ざんを防ぐ必要があります。そのためには裁判所を通じた証拠保全がやはり最善だと思います。裁判所への保全申し立ては一般に弁護士を通じて行いますが、コピー代などの実費のほかに、弁護士費用が請求されるのが一般的です。

証拠保全は改ざんや隠滅を防ぐための制度ですから、ほかのどんな方法よりも、裁判のためのカルテ入手の最善方法であるはずです。なお、証拠保全をしても、必ず裁判をしなければいけないわけではありません。保全されたカルテを見て、裁判をするかどうかを決めればよいのです。

引用
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作成:2007-6-26 15:22:20    更新:2007-6-26 15:22:20
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