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病気の子どもへの配慮について

担任の先生への期待

ふわふわ。り「教師は医師ではありません。病気について教えてください。担任の先生だから、何も言わなくてもわかっていると思わないでください」教員のお友達がいらっしゃる方から聞いた話です。それまでは私も、担任の先生への期待が大きく、病気の子どもへの配慮の仕方はわかっているだろうという無責任な考えでいました。

子どもたちが抱えている問題は、人それぞれ違います。病気や障害など、その子によって配慮の仕方も違います。同じ病気を患う子どもでも、どのような方法で子どもを助けてほしいか、支えてほしいかということは、その子どもや親によって違います。その「違い」をすべて理解することは難しいでしょう。

健康な子どもたちの中で、自分の子はどれくらいのことは同じようにできて、どんな時は助けてもらいたいのか考えてみましょう。そして、先生にはどのように関わってもらいたいのか具体的に伝えて、話し合える場をもてるといいと思います。(管理人:はな)

元院内学級教員 Camomileさんからのアドバイス

教員は、小学生・中学生それぞれの成長段階なども考慮して、必要な支援をしていきたいという思いをもっています。そして、子ども達にとって友達とのかかわりはとても大切だということは、どの教師も認識していると思います。

しかし、小学生の病気のこども(特にがんなど一般にあまり理解されていない病気)の場合は、担任の先生が、「この子は病気だから、治るまでは遊べなくても仕方が無い」「他の子どもと外で遊ばせて怪我でもしたら大変」などと誤解し適切な配慮をしていない場合もあります。

そのために、クラスの子どもたちが、病気の子どもに対して誤解をしてしまうこともあります。「○○ちゃんは、おとなしい子。外で遊ばないし、いつもひとりでいる。私達と一緒に遊びたくないんじゃないかな」あるいは、「○○ちゃんは休み時間にいっぱい遊んだあと、いつも具合が悪くなって保健室で休んだり早退してる。ずるいなー」、「○○ちゃんは歩くのが遅いから、一緒に帰るといつのまにかずっと後ろを歩いている。もっと速く歩けばいいのに」などと思っているかもしれません。

担任の先生に、お子さんが友達と安心して遊べるように協力してもらうことはできませんか? たとえば・・・

  • お子さんの言葉、親としての思いを担任の先生に伝え、状況を理解してもらう。
  • クラスの子ども達にわかってもらえるよう、お子さんのことを話してもらう。
  • (「疲れやすいから、速く歩いたり走り回るのはできない」など、具体的な要点のみ)
  • 疲れすぎないよう遊びの運動量をコントロールする。
  • 友達とのよい関係を築くことができるようにする。

学級の子ども達が仲良くなって学校に来るのが楽しくなるように配慮することは、担任の重要な役割ですから、ぜひ相談してみてください。お子さんの状況や気持ちがわかれば、担任の先生なりにクラスの子ども達へのアプローチ(友達の輪に入れるようなきっかけつくり等)を考えることができると思います。

必要なら、休み時間の外遊びについて、配慮してもらえないかどうか相談してみることもできると思います。たとえば、お子さん本人、お母さん、担任の先生で、外遊びの仕方について話し合い、「10分間、外で遊んだら後の10分は座って休む(あるいは教室に戻って休む)」など決める。クラスの友達にもそれを伝えて理解してもらう。低学年のこどもにとって自己管理はまだ難しいですし、たとえ疲れても自分から「疲れたから休む」など友達にも伝えにくいでしょうから、その部分を、先生に介入してもらうという方法です。

教員は、病気のこどもをサポートしたいという思いはあっても、何を理解しどのように配慮したらいいのか意外と知らないのが現状です。また「こどもの体調がよくないときに、こちらから様子を聞いたり学校の話をするのは却って負担になるのではないか?」との懸念から、親御さんに連絡をとることをためらっている場合もあります。

折にふれて親御さんから担任の先生に状況を伝えて頂くことで、担任はお子さんのことをよりよく理解できますし、学校での支援方法を考えて「こういう支援を考えているけれどお母さんはどう思いますか?」など親御さんに意見を伺いやすくなると思います。

ご本人に内容をご確認いただき、掲示板の書き込み記事に文章を追加して掲載しています。元の掲示板の記事はこちらからご覧ください。

作成:2011-11-24 11:26:42    更新:2011-11-24 11:26:42
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