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早期合併症と移植片対宿主病(GVHD)

早期合併症

吐き気、嘔吐、嗜眠
前処置療法での大量化学療法や放射線療法のため、骨髄移植中の患者に嗜眠(しみん・・・常に睡眠状態に陥っている状態のこと)、吐き気、嘔吐は必発。
肝静脈閉塞
抗腫瘍剤や放射線により肝臓の細い血管が障害され静脈が血栓などで詰まってしまうために起こります。移植後1〜14日に突然発症する黄疸、肝腫大、右上腹部痛、腹水、原因不明の体重増加が主症状です。
生着不全
移植した骨髄細胞が患者の骨髄内に入り込み新たに血液細胞を作り始めることを「生着した」と言います。一般に1mm3の血液中に好中球 (白血球の一種)の数が500個以上となった日が3日続いた場合を生着と考えますが、血液型や染色体、遺伝子等の検査で確認することもあります。
生着までに要する期間は造血幹細胞移植後およそ3週間(臍帯血幹細胞移植ではやや遅れます)。造血幹細胞移植移植後4週間以上(臍帯血幹細胞移植では6週間以上)経っても生着しない場合を「生着不全 (拒絶)」といいます。
拒絶反応
患者の免疫細胞が移植骨髄を「外来物」として拒絶する反応。予防のため患者に免疫抑制剤を投与して、ドナー細胞に対する攻撃能力を低下させる。
GVHD
移植骨髄の免疫細胞が患者の細胞を「外来物」として攻撃する反応。おもに皮膚、肝臓、消化管が侵されやすく、ほとんどの患者は急性GVHDを切り抜け、この疾患は完治する。
引用
作成:2006-9-13 23:53:49    更新:2006-9-13 23:53:49
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必ず主治医・担当医にご相談ください。

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