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ドナーリンパ球輸注(DLI)

ドナーリンパ球輸注(DLI)とは

幹細胞移植後に用いられるがん治療。白血病の再発に対して意図的にGVHDを起し、白血病細胞を減少させる治療をドナーリンパ球輸注(DLI)と呼んでいます。これは移植後に白血病の再発が起こった場合、ドナーからリンパ球を輸血するものです。

効果と問題点

  • がんの再発防止、ウイルス等の感染予防効果がある。
  • 慢性骨髄性白血病に対しては、高い有効性が認められているが、急性白血病での有効例は限られている。
  • 骨髄バンク・・・再発後のDLIは現時点では1回だけ可能。
  • 臍帯血バンク ・・・再発後のDLIは不可能。
  • ひとりひとりの患者での予測は難しい。
  • フェレーシスを用いることによるドナーの負担が大きい。
  • GVL(移植片対白血病効果)とGVHD(移植片対宿主病)はほどんど不可分の関係にあり、DLI施行時にはGVHDが起こるものという前提で計画すべきものである。

ドナーリンパ球輸注(DLI)の有効な病気

  • 白血病の再発時。
  • 移植後に発症したEBウイルスによるリンパ球増殖性疾患。(この場合には輸注するリンパ球の数が少なくても効果があるので、GVHDの危険性は少ない)

疾患によって効果が期待できるものと期待しにくいものがあり、審査が必要になります。適応と認められた場合でも、ドナーの健康状態やDLIを断られたときは実施できないことがあります。

引用
作成:2006-9-13 23:47:06    更新:2006-9-13 23:47:06
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