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アフェレーシス

アフェレーシスとは

供血者の血液を専用の装置に通し、必要に応じて血小板、赤血球、白血球、血漿の各成分を取り出した上で、残りを供血者に戻す処理のこと。採取された成分により、成分輸血や末梢血幹細胞移植などに用いられる。

安全性

末梢血幹細胞採取のためのアフェレーシスでは、赤十字血液センターで通常業務として実施されている血小板アフェレーシス(成分献血)に比べて、数倍の処理血液量を要する体外循環が必要とされる。したがって、従来の全身麻酔下の骨髄採取に比べ簡易ではあっても、安全性が高いとの根拠は定まっていない。

全身麻酔下の骨髄採取においては、麻酔科医が移植担当医とは異なる第三者の立場で介在しているが、末梢血幹細胞採取においては、移植担当医が採取にも関わる場合が少なくないと予想される。さらに、移植担当医がアフェレーシスに習熟していない場合には、アフェレーシスに伴う危険性の増大が危惧される。

採取に伴う副作用

全身倦怠感、四肢のしびれ(抗凝固剤によるクエン酸中毒)、めまい、吐き気、嘔吐など。

予防・対処法として、ECGモニターが必須であり、硫酸アトロピン、エホチール、エフェドリンなどを直ちに静注するための準備が必要。クエン酸中毒による低カルシウム血症はカルシウム液の持続注入によってほとんどの場合予防できる。血小板減少が高頻度ににみられるので注意を要する。

生着に必要な移植細胞数

移植細胞数は個々の患者とドナーの条件に応じて個別に設定。CD34陽性細胞の目標数は、4〜5×106/(レシピエント体重)。移植後の生着に充分な量が採取できなかった場合、末梢血からの末梢血幹細胞追加採取、または全身麻酔下の骨髄採取が必要になる可能性がある。

引用
作成:2006-9-13 23:45:32    更新:2006-9-13 23:45:32
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