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同種末梢血幹細胞移植

末梢血幹細胞とは

末梢血の中にある血液を造ることのできる細胞を「末梢血幹細胞」といいます。末梢血にはいろいろな細胞がありますが、血液を造る母親ともいうべき細胞である造血幹細胞は骨髄では数百個に1個くらいあるものの、末梢血では1万個に1個くらいで骨髄に比べると少ししかありません。そこで、顆粒球コロニー刺激因子(G-GSF)という白血球を増やす薬を注射して、骨髄から末梢血へ多数の造血幹細胞を移動させます。造血幹細胞を集める装置を用いると、移植を行うのに十分な造血幹細胞を採取することができます。

同種末梢血幹細胞の採取方法

G-CSFを1日1回あるいは2回に分けて5〜6日間連日皮下注射をする。G-CSF投与開始4、5日目の2日間、入院して4時間ほどかけて血球分離装置による採取を行う。

同種末梢血幹細胞の利点

  • 移植後の造血回復が早い(白血球が1,000/μlを超える生着日は骨髄移植で16日、末梢血幹細胞移植では12〜13日)。
  • ドナーは全身麻酔が不要。

同種末梢血幹細胞の欠点

  • 慢性GVHDの頻度は高いが、生存率や再発率との関係は不明。
  • ドナーはG-CSFの投与を受けるために長期間(5〜6日間)拘束される点と1回の血液分離に要する時間が長い。
  • G-CSF投与による副作用で血液異常が出ないかの長期安全性の確認が必要。
  • 末梢血幹細胞採取で細胞数が不十分な場合には、骨髄採取も必要になる可能性がある。

同種末梢血幹細胞を選択すべき場合

  • ドナーからの骨髄採取が困難な場合(全身麻酔が著しく負担になる場合)。
  • ドナーが全身麻酔の骨採取よりG-CSF投与による末梢血幹細胞採取を希望する時。
  • 同種骨髄移植後の再移植時。
  • 患者が末梢血幹細胞移植を強く望む時。  など
引用
作成:2006-9-13 23:36:33    更新:2006-9-13 23:36:33
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