髄液検査結果の見方(ルンバール・髄注)

髄液蛋白

基準値 : 10〜40

髄液中の蛋白濃度は炎症性疾患で増加し、腫瘍では不定であるが一般に蛋白量は少ない。したがって感染症を中心とした疾患の診断や経過観察に髄液中の蛋白定量は有用である。なお、血清蛋白量は7〜8g/dlと高値のため、穿刺の際血液が混じると高値になり検査の意味が損なわれる。

髄液糖

基準値 : 50〜75/dl

髄液中の糖分は採取直後より急速に減少する。とくに細菌、細胞が多い場合には、その解糖作用によりすみやかに消費分解される。よって迅速な測定が望まれる。細菌性、結核性髄膜炎で低下し、ウイルス性髄膜炎では低下しない。

髄液細胞数

基準値 : < 05/μl /dl

脳脊髄液中の白血球の数と種類を同定することで中枢神経系の感染症を診断し、合わせて悪性細胞の有無をみる検査である。