輝く子どもたち 小児白血病 完治の記録

こころの中の小さなホコリ

外来に通いながらの維持療法。

もうこんなに元気なったのに、まだ治療を続ける必要があるのだろうか。

痛い思いして我慢して・・・治療をやめれば、もっともっと元気になるような気がした。

こころもからだも・・・

 

息子が風邪をひいた。熱が出た。

これは風邪なのか?"ただの風邪"なのか?

もしかして、再発したのか?

発病した時のことを思い出し、からだが動かなくなる。

首を絞められるかのような息苦しさ。心のざわめき。

「ただの風邪だよ」医師のひとことで、すべてから解放される。

 

熱が出るたびに再発に怯えていたあの頃。

治療終了から2年7ヶ月が過ぎた今、

発熱しても冷静に経過を観察し、対処できるようになった。

発熱と再発がストレートに結びつかなくなったが、

再発を心配する気持ちが小さなホコリとなって、こころの中に存在する。

今はそのホコリが舞い散らないように、静かにしているだけ。

「だいじょうぶ、これはただの風邪だから」

 

小さなホコリも、きれいに拭き取れればいいのに。

作成:2009-10-19 14:05:34    更新:2009-10-19 14:05:34
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また、闘病記の治療内容や検査結果等は個人により差がありますので、
必ず主治医・担当医にご相談ください。

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