否定するのではなく、受け止めたうえで寄り添いながら方向転換してくれる人

発熱を繰り返したり、身体にいくつものあざができていたり…息子が白血病を発症した時と同じ症状が表れると、急に不安になる。そして病院で診てもらうと、私の心配し過ぎという結果に終わり、息子は回復するというパターン。いつも同じ。

そんな私に、「心配し過ぎだろ。そんな簡単に白血病になるわけがない。大げさなんだよ」と言う人がいた。何も知らない人から見れば、私は大げさかもしれない。私も息子の病名を告げられるまで、「うちの子がそんな重い病気になるわけがない」と信じていたのだから。

けれど、抗がん剤の副作用でぐったりする姿や、カテーテルが抜けてベッドのシーツが血に染まった夜の出来事、処置室から泣き叫ぶ息子の声…忘れたいのに忘れられなくて、発病と同じ症状が表れると記憶の奥底に沈んでいた恐怖が一気に溢れ出てきてしまう。これはもう、どうしようもない。

そんなときに「だいじょうぶだと信じてる」と声をかけてもらうと、恐怖でガチガチになった心がほぐされて涙が溢れる。そう言ってくれる人を、私は求めているんだ。否定するのではなく、受け止めたうえで寄り添いながら方向転換してくれる人を。私もそんな人になりたい。

10年目のチューリップ

チューリップ 球根 たくさん 50球 一重咲き

チューリップの球根を買ってきました。こんなにたくさんの球根を庭に植えるのは12年ぶり。次男が白血病で入院していたとき、退院するころに咲くようにと母が庭にたくさんのチューリップの球根を植えてくれました。大きなピンク色のチューリップは、次男の退院を祝うように咲いたことを覚えています。

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どうして笑っていられるの?こんなに悲しいのに、絶望的なのに・・・

息子が白血病と告知されたときは、同じ病棟で長期入院をしているママたちが笑って話しているのを見て、どうして笑っていられるのだろうと思った。こんなに悲しいのに、絶望的なのに・・・と。

彼女たちは、どんなときも笑うことは大事だということ、笑っていないと現実に押しつぶされることを教えてくれた。夜になるとトイレや非常階段から泣く声が聴こえたけれど、やっぱりママさんたちは強い。次の日はまた廊下で井戸端会議が始まり、ママたちの笑う声が聴こえる。

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また、闘病記の治療内容や検査結果等は個人により差がありますので、
必ず主治医・担当医にご相談ください。

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